[Swift 基本の型 第1回] Bool型
Swiftの基本の型 第1回として、下記の「Swift実践入門」を参考に、Bool型について学習したので、備忘録としてまとめます。
上記の内容をXcodeのPlaygroundで試しながら勉強しました。
Bool型について
まず、Bool型とは、真理値を返す型です!(他言語で言うとブーリアン型ですね。)
真理値を示すリテラルとして真を表すtrueと偽を表すfalseがあります。
真理値リテラルのデフォルトの型はBool型であり、式が型推論されない場合はBool型を返します。
※型推論とは、明示的に型を示さなくてもパソコン側がいい感じに型を当てはめてくれる機能です。
let a = true let b = false print(type(of: a)) // type(of:)関数は実行時の型を返す関数です。
実行結果
Bool
論理演算
論理演算とは真理値に対する演算であり、Bool型には否定、論理積、論理和の3つの論理演算子が使えます。
否定
否定とは、真理値の真偽を逆にする論理演算です。
Bool型の値の否定を求めるには!
を使います。
let c = true let d = !c print(d)
実行結果
false
論理積
与えられた複数の真理値がいずれも真であれば、真となる論理演算です。
2つのBool型の値の論理積を求めるには、&&
演算子を使用します。
let e = false && false let f = false && true let g = true && false let h = true && true print(e) print(f) print(g) print(h)
実行結果
false false false true
論理和
与えられた複数の真理値の少なくともどれか1つが真であれば、真となる論理演算です。
2つのBool型の値の論理和を求めるには、||
演算子を使用します。
let i = false || false let j = false || true let k = true || false let l = true || true print(i) print(j) print(k) print(l)
実行結果
false true true true
終わりに
今回、Swift 基本の型 第1回としてBool型についてまとめました。論理和と論理積は、どのプログラムでも判定に用いられるなど汎用性が高いため、基礎の部分を理解してプログラムを作成したいですね!